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TOYOTAがFCV(燃料電池自動車)を約700万円で2014年度内に販売開始

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トヨタから、セダンタイプの新型燃料電池自動車(FCV)が発表された。なんと、2014年度内に販売が開始され、その価格は、700万円程度(税別)を予定しているという。国内販売は、トヨタ店とトヨペット店が扱い、当面は、水素ステーションの整備が予定されている地域およびその周辺地域の販売店が中心となる見込みだ。こちらは一般社団法人「次世代自動車振興センター」の燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業における、2013年度と2014年度1次・2次公募での交付決定がされている都道府県で、2014年5月21日現在、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、愛知県、大阪府、兵庫県、山口県、福岡県となっている。なお米国・欧州では、2015年の夏頃の発売に向け準備を進めており、価格は、今後決定する。

トヨタは、燃費向上・エミッション低減を目指す「省エネルギー」、電気や水素をはじめとした代替燃料の利用を促進する「燃料多様化への対応」、さらには、「エコカーは、普及してこそ環境への貢献」を基本方針として環境技術開発を進めているが、とくに水素に注目している。
水素には、様々な一次エネルギー、中でも太陽光や風力などの自然エネルギーを活用した製造が可能、電気に比べてエネルギー密度が高く貯蔵・輸送も容易、家庭用・自動車用燃料のみならず発電への活用も期待されるなど幅広い用途への利用が可能といった特徴があり、トヨタは、水素を将来の有力なエネルギーと位置付けている。

FCVの開発においては、トヨタは、20年以上にわたり取り組んでおり、水素と酸素の化学反応により発電をするFCスタックや燃料となる水素を貯蔵する高圧タンクを中心としたFCシステムを自社開発している。2002年以降は、日米でSUVタイプのFCVを導入してきた。
トヨタが開発を進めているFCVは、航続距離は約700kmを確保するとともに、燃料の補給(水素の満充填)に要する時間は3分程度とガソリンエンジン車と同レベル。また、FCVが走行中に排出するものは、水素と酸素の化学反応で発生した水だけというエコっぷりだ。
FCVは、「自動車用燃料の多様化に対応」、「走行中はCO2や環境負荷物質を排出しない」、「現状のガソリンエンジン車と同等の利便性」を兼ね備えており、サステイナブルなモビリティ社会の実現に貢献する究極のエコカーとして高いポテンシャルがあるとトヨタは考えている。

なお、トヨタグループ各社においても、燃料電池バス、家庭用燃料電池、燃料電池フォークリフトなどの技術開発に取り組んでいる。

今後、新型FCVをいち早くお客様にお届けできるよう、全力を挙げて発売準備に取り組む。新型車の詳細情報ならびに、日米欧それぞれの車両価格、販売計画台数等の詳細は、別途、公表されるというから楽しみだ。

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