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息を呑む美しさ、写真集「ボンネビル」が発売

増井貴光の写真集「ボンネビル」

増井貴光の写真集「ボンネビル」




スピードを追い求める人々の一瞬を捉えた写真集

アンソニー・ホプキンス主演の映画「世界最速のインディアン」。この舞台となったのがアメリカ、ユタ州のボンネビル・ソルトフラッツ。

見渡す限り広がる真っ白な塩の平原で、100年以上前からこの地で行われているのが自動車、オートバイの最高速チャレンジ「ボンネビル・スピードウィーク」だ。トップギアでもたびたび取り上げることから、名前くらいは聞いたことがあるという人も多いだろう。

増井貴光の写真集「ボンネビル」増井貴光の写真集「ボンネビル」

実話である「世界最速のインディアン」の登場人物であるバート・マンローやミッキー・トンプソンを始め数多くのスピードフリークがこの地を走った。

2008年。一人の日本人がこのレースに挑戦し、数年後に彼は「世界最速」のタイトルをいくつも手にすることになる。

_L5D0270_tnTM1_6957_tn二輪を中心に活躍するフォトグラファー増井貴光は、彼と知り合ったことで2010年よりボンネビルで開催される「モーターサイクルスピードトライアル」に通い、7年間で1万枚を越えるシャッターを切った。

その集大成として、この「ボンネビル」が発売される。「この写真集は、限界に挑戦するスピードフリークの単なる記録ではなく、オートバイ文化を高めて行く一つの選択肢としてアートブックという形を取りオートバイに乗る、乗らないを問わずたくさんの人に見てもらいたい写真集です」とは増井氏の言。

スピードウィークというだけあり、誰もが世界最速を求める中、増井氏によって捉えられた一瞬はどれもみな、息を呑む美しさで、時間の経過がとまってしまったようだ。そこに言葉や説明はいらない。ボンネビルのすべてがわかる、写真集だと思う。

bnbcover_tnbonneville the photography of landspeedracing on salt flats
A3変形 96ページ
価格:6,000円

http://www.buenobooks.com/boardculture/diary/books/20170612427.html

■Bonneville Saltflats(ボンネビル・ソルトフラッツ)について

アメリカ・ユタ州北西部に位置する約260平方キロの塩類平原で、こちらは水分が蒸発して固まった平坦で高低差の無い塩の平原である。
1914年より自動車、オートバイでの最高速チャレンジが行われている。 完璧なレベルの地形に整ったコースを、これまでの誰よりも早く走ることがすべてであり、多くの記録保持者の列にただただ自分の名前を加えたいという探究心から、辺り一面、塩で覆われた巨大な平原を飛ばすためだけに、世界中のスピードフリークたちが自身の車やバイクを運び込み集まる場所「ボンネビル・ソルトフラッツ」だ。

ここで世界最速をめざし開催されるのが「ボンネビル・スピードウィーク」。この大会の歴史は古く、最高速を競うレースとしては20世紀初頭から行われていて、国際的なモータースポーツ連盟には属さないながらも、毎年多くの参加者と観客がやってくる。

またこの大会はBNI(ボンネビル・ナショナルズ・インク)とSCTA(南カリフォルニア・タイミング協会)によって毎年8月に開催され、天候とコンディションが許す限り、6日間(土曜~金曜日)レースが行われる。

トライアンフ ロケット

トライアンフ ロケット

ピットに集まるのは、ホットロッドやロードスター、ベリータンカー、レイクスター、モーターサイクル、ストリームライナー、ディーゼルトラックなど多様なスタイルのマシンたち。エンジンの排気量や改造のレベル、フォルムもさまざまで、少排気量からそれこそ最速300mph(時速約480km)を唯一の目的として作られたハイパワーのものなど、カスタムビルトのマシンが一堂にエントリーする。

英国の二輪車メーカー、トライアンフも、長年世界最速に挑戦をしている。
中には小口径のエンジンで2桁のmph(マイル・パー・アワー)記録を追いかける週末ファンから、メカニカルなマスターピースを手掛けるプロフェッショナルなレースチームまでと参加者は多彩を極める。






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