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GT Rのエンジン音とともに世界初のメルセデスAMG専売拠点が東京にオープン

メルセデス-AMG GT R

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2017年は直系チューナーがますます注目

1月に、世界初のメルセデスAMG専売拠点「AMG東京世田谷」がオープンした。オープンの発表会ではジャングルグリーンのボディで話題のAMG GT Rが爆音を響かせた。585馬力、700Nmのパワーを持つAMG GT Rは、ニュルブルクリンクの北コースで7分10秒9という記録を叩き出している。またルイスハミルトンが出演する「ビースト・オブ・ザ・グリーンヘル」の動画は熱帯のジャングルのなかで野獣のように動き回るAMG GT Rの魅力が存分に発揮されている(一番下に動画あり)。

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メルセデスAMG社の最高経営責任者、トビアス・ムーア氏も来日

メルセデスAMG社の最高経営責任者、トビアス・ムーア氏(右)

「メルセデスAMG」は、メルセデス・ベンツブランドの傘下で「究極のハイパフォーマンス」を追求するブランドだ。AMGとは、Aufrecht(アウフレヒト)の「A」、Melcher(メルヒャー)の「M」、そして2人が育った地、Großaspach(グローザスパッハ)の「G」からとられている。ラインアップの拡充やAMGパフォーマンスセンターの増設、積極的なマーケティング活動により近年の成長は目ざましく、2016年の日本での販売台数は対前年比+21%の5,608台となり、過去最高記録を達成した。そして、1967年から設立50周年を迎える本年、近年の実績と今後の更なる発展が評価され、世界で初めてのメルセデスAMG専売拠点開設の地として、日本が選出された。

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AMG専売拠点AMG専売拠点

従来のAMGパフォーマンスセンターとは異なり、メルセデスAMGのブランドスローガン“DRIVINGPERFORMANCE”のもと、ドイツ本社の社屋デザインをコンセプトに、サーキットの雰囲気をショールーム各所に取り入れている。展示台数は国内最多の8台。内外装のイメージを大型画面で見られるデジタルサイネージや、AMGのエグゾースト音が体感できるサウンドカウンター、迫力のある大型グラフィックを備える。また、メルセデスAMGのラインアップを多数取り揃えたメルセデス・ベンツコレクションの展示、メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツのヘルメットやレーシングスーツを展示したブースを設け、お客様に心ゆくまでメルセデスAMGの世界観が味わえる。さらに、メルセデスAMG専売拠点だけの取組みとして、顧客の希望に合わせた仕様にカスタマイズできる「AMGPerformanceStudioプログラム」を日本で初導入するほか、AMGコレクションアイテムの限定販売や先行販売の実施を行う。

AMG パフォーマンススタジオ プログラム仕様のAMG G63

AMG パフォーマンススタジオ プログラム仕様のAMG G63

とはいえ、AMGが世界で売れているのは、米国、ドイツ、中国の順だ。日本は一番ではない。どうして世界初が日本だったのだろうか。メルセデス・ベンツ日本の上野社長に聞いてみた。

「AMG専売拠点の構想に名乗りを上げる国はなかなかなかった。日本はAMGが人気のある国の一つということもあり、その中でディーラーの1つが興味を示して本社と交渉し、設立された」

それまでの販売台数よりも、AMG専売拠点を作って成功したいという熱意が伝わったのではないかと推測される。オープンしてからまもなく、それまでは違うブランドに乗っていた顧客も含め、AMG成約となったそうだ。

上野社長いわく「これまでもパフォーマンスセンターでAMGの展開はしていたが、2~3台が限度だった。こちらは、8台以上が展示でき、最新車種のほか、特別なオーダーができるモデルも置いてあるので、AMGファンにはたまらない店だろう。AMGファンのみならずスポーツカー好きな方々が多く来店されているのも特徴だ。普通の販売店とは違って入り口が奥まった部分にあるのがオーナーやファンの心をくすぐるようだ」とのこと。スペシャリティを感じられる店舗づくりも功を奏したのだといえよう。

今後は「日本がAMG専売拠点の成功例となるのであれば他国でも展開が続くのではないだろうか」と、可能性の広がりを伺わせた。次は2017年内にオーストラリアのシドニーにできるようだ。

なお、2月25日(土)に発売を予定しているトップギア・ジャパン007では、このメルセデス-AMG GT Rを表紙から大特集する。誌面から爆音が伝わってくる迫力あるページは、ぜひともご覧いただきたい。

世界初のAMG専売拠点が日本からオープンするなんて、とても嬉しいことではないだろうか。日本の自動車市場は成熟しきってしまって終わった、などと評されることがあり、正直凹む。だが、このニュースは、AMGのようなレース由来の直系チューナーのクルマが売れるポテンシャルが日本にはまだあることを示してくれたようで、本当に嬉しい。そして、このAMG専売拠点がオープンしたことで、2017年はメーカー直系チューナーがますます注目を集める年になるのではないかと踏んでいる。

まあ、理屈はさておき、下の動画を見れば、その意味が一発でわかると思う。熱帯のジャングルを舞台に息苦しくなるような興奮が伝わってくるだろう。



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