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ポルシェ 919ハイブリッドが作年に続きマニュファクチュアラーチャンピオンシップ獲得

スパ・フランコルシャンでのポルシェ919ハイブリッド

スパ・フランコルシャンでのポルシェ919ハイブリッド




レースの結果はEVスポーツカーの開発へフィードバック

FIA世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスでポルシェがシーズン終了を待たず、早々にル・マン・プロトタイプ、ポルシェ919ハイブリッドでマニュファクチュアラー部門のタイトルを獲得した。11月6日に上海で開催された6時間耐久レースにおいて、ティモ・ベルンハルト(ドイツ)/ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)/マーク・ウェバー(オーストラリア)組、およびロマン・デュマ(フランス)/ニール・ジャニ(スイス)/マルク・リーブ(ドイツ)組が、それぞれ1位および4位でフィニッシュし、ポルシェが38ポイントを獲得した。これによりポルシェの合計ポイントは301となり、アウディ(222ポイント)およびトヨタ(207ポイント)が11月19日のバーレーンにおける最終戦でポルシェを上回ることが不可能となった。2014年にデビューした、ポルシェ919ハイブリッドはこれまでの24戦で13勝、15回のポールポジションを記録している。

マーク・ウェーバーをはじめとした上海でのポルシェチーム

マーク・ウェーバーをはじめとした上海でのポルシェチーム

メキシコ戦でのポルシェ919ハイブリッド

メキシコ戦でのポルシェ919ハイブリッド

このマシンはシュトゥットガルト近郊のヴァイザッハにあるポルシェ研究開発センターで生み出された。システム出力900 PS(662 kW)を発生する919ハイブリッドは、ポルシェ モータースポーツと市販車両の開発チームが密接な連携を取りながら開発が進められた。内燃エンジンは、革新のダウンサイジングエンジン。このコンパクトな2リッターV4ガソリンエンジンにターボチャージャーが搭載され、ほぼ500 PS(368 kW)でリアアクセルを駆動している。フロントアクスルのブレーキエネルギーと排気エネルギーを利用する2系統のエネルギー回生システムによって生み出されたパワーは、リチウムイオンバッテリーに蓄えられる。このバッテリーのエネルギーを使用して、電気モーターがオンデマンドでフロントアクセルに400 PS(294 kW)以上の出力を供給する。

ル・マンでのポルシェ919ハイブリッド

ル・マンでのポルシェ919ハイブリッド

ル・マンでのポルシェ919ハイブリッド

2015年に発表されたミッションE

2015年に発表された600馬力のミッションEは0-100km/h加速3.5秒以下だといわれている

919ハイブリッドシステムの設計において、ポルシェ モータースポーツのどこが先駆的だったかといえば、特に、高電圧技術の分野において、電気を使って未来の公道を走るスポーツカーの電圧レベルを調べるための実験室の役割を果たしているということだ。このようにサーキットから得たフィードバックによって、市販車の開発陣が800Vテクノロジーを採用した4ドアのコンセプトスタディであるミッションEを提唱するに至ったのである。ポルシェ初となるEVスポーツカーは、2020年までに生産開始予定ということで、こちらの方も楽しみである。



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