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VWの世界販売が-4.8%の中、Touran(トゥーラン)が284万円の戦略的価格でフルモデルチェンジ



VWらしい、”クレバーデザイン”のトゥーラン

先の偽装問題の収束に追われるVWが、日本市場でTouran(トゥーラン)をフルモデルチェンジ販売した。その発表会のようすを元メーカー開発担当の繁さんに伝えてもらおう。

壇上のフォルクスワーゲン グループ ジャパンの代表取締役スヴェン シュタイン氏から昨年の不祥事に関するお詫びとその後の展開についての説明があった。現在「オープンドアーポリシー」を掲げ、オープンかつ透明性のある社内改革を進めており、また不祥事の詳細な内部調査もほぼ終了して、結果を今年の上半期中には発表するという。

いずれにしてもあってはならないことではあったが、私はユーザーや社会にとってVWが無くなるのはマイナスだと思うし、企業体質を再構築して蘇って欲しい。

VWグループの社内改革の象徴的なこととしては、よりユーザーや社会との繋がりを大切にする企業に変わるという決心のもと、今まで丸いVWエンブレムの下には、Das Auto.(クルマ)と書かれていましたが、Volkswagenへと変更した。

まさに、「Das Auto.」これぞクルマ、これがクルマというような意味のスローガンから、「Volks(人々)」の為の「Wagen(クルマ)」としたわけだ。

昨年の不祥事によるVWグループの世界販売台数への影響は限定的で、日本ではお店への来場者数も回復してきているということなので、安堵している。

2015年のグローバル販売では、VWが582.3万台の-4.8%、アウディは180.3万台の+3.6%、ポルシェは22.5万台の+18.6%となっている。乗用車よりは、商用車の方が-3.5~14.7%と落ち込みが大きい結果で、グループトータルでは-2.0%の結果となった。

さて、今回のGolf Touranだが、①安全性②デザイン③ユーティリティ④ドライバビリティ⑤コネクティビティを特に柱として開発したそうですが、燃費も15→18.5km/l(JC08)と大幅向上させ、ボディは少し大きくなったが-20kgの軽量化もして、環境性能も改善した。かなり力の入ったモデルチェンジで全方位進化ということになるだろう。

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アクティブ ボンネット機構 (衝突を感知すると、瞬時にボンネットを持ち上げる)

アクティブ ボンネット機構
(衝突を感知すると、瞬時にボンネットを持ち上げる)

①安全性はプリクラッシュブレーキに代表される数々のハイテク技術による予防安全性能の向上から、衝突性能は歩行者保護の為の「アクティブボンネット」も備えてEURO NCAP 5☆を獲得し、さらに二次被害防止のポストコリジョンブレーキシステム(衝突や追突時の衝撃作動し、自動でブレーキをかけ、多重事故の危険を低減)という独自の安全技術も開発して、まさにトップクラスである。

「アクティブボンネット」とは、歩行者の衝突を感知すると瞬時にボンネットが自動的に持ち上がって、歩行者の体を受けた時のエンジン等に底づきするまでのストローク量を増やして、歩行者の傷害を軽減するものだ。



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