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VW新社長はポルシェから選出、スズキがVW株売却で367億円を利益計上

VW AGの新社長に選出されたマティアス ミュラー(Matthias Müller)氏。ポルシェ AGの取締役会会長も兼務する

VW AGの新社長に選出されたマティアス ミュラー(Matthias Müller)氏。ポルシェ AGの取締役会会長も兼務する



スズキ、VWとの提携解消と筆頭株主交代

連日世界中で報道されているVW問題。想定されていたとおり、米国で株価暴落に対する集団訴訟も始まり、費用と時間のコストが膨大なものになると思われる。

そのような中、先日VWグループの元CEO、ヴィンターコルン氏が引責辞任したのを継いで、マティアス ミュラー (Matthias Müller)がフォルクスワーゲン グループ取締役 会会長に就任することとなった。

ミュラーは、後任が確定するまでポルシェ AG 取締役会会長も兼務する。

マティアス ミュラー(Matthias Müller)は、1953 年 6 月 9 日、ケムニッツ(ザクセン州)生まれの62 歳。インゴルシュタットで高校卒業後、アウディ AG で工具製作見習いとして働き、その後、ミュンヘン専門大学で情報科学を専攻。 1978 年の学位取得後、アウディ AG(インゴルシュタット)への勤務を再開し、1984 年にシステム分析部 の責任者となる。1993 年には「アウディ A3」 のプロジェクトマネージメント責任者に就任し、1995 年、 アウディ AG、セアト及びランボルギーニのプロダクトマネージメント責任者に就任する。 2007 年にはウォルフスブルグに移り、フォルクスワーゲン グループ及びフォルクスワーゲンブランドのプロダクトマネージメントの責任者として就任すると同時に、フォルクスワーゲングループのゼネラルリプリゼンタティブに任命される。2010 年にはポルシェ AG の取締役会会長並びにポルシェ オート モビル ホールディング SE の取締役会メンバーに就任し、2015 年 3 月 1 日にはフォルクスワーゲン AG の取締役会にも加わった。 いわば、出世街道を突き進んできた人物である。マティアス ミュラーの現在のフォルクスワーゲン AG の取締役会役員としての契約は会長として就任しても、2020 年 2 月まで継続される。次に述べるように、周囲からも今回の事件の収束に関しては、絶大な信頼を得ているようであり、彼以外の選択肢はなかった模様だ。

監査役会会長(暫定)ベルトホルト フーバーは次のように述べている。「マティアス ミュラーは戦略・ 経営、そして社会適応性において優れた人材です。フォルクスワーゲン グループおよびブランドをよく 知っており、直ちに全力でその新しい任務に取り組むことができるでしょう。監査役会は、とりわけミュラ ーの物事を建設的に見極める能力を評価しています。」

グループ従業員協議会会長のベルント オースタローは次のようにコメントした。「フォルクスワーゲ ン グループがトップとして必要としているのは、拙速に物事を決める人ではありません。我々は、マティアス ミュラーの意志の強さと決断力を特に評価しています。ミュラーは独断的ではなく、チームプレイヤ ーです。それこそが今のフォルクスワーゲンに最も必要なことです。」

マティアス ミュラーは「私にとって最も優先すべき課題は、フォルクスワーゲン グループへの信頼を取 り戻すことです。それには最大限の透明性を確保しながら徹底的に調べ上げ、現状を見極めながら、 正しい結論を導き出すことです。私のリーダーシップの下、フォルクスワーゲンはこの業界の中で最も 厳格なコンプライアンス及びコーポレートガバナンスの基準を策定し、実施する予定です。それに成功 すれば、フォルクスワーゲン グループは、その革新力、ブランド力、そして特に能力と熱意あるチーム により、今回の危機により以前より強い企業として生まれ変わるチャンスがあります。」

次のページが就任当初の動画である。



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