投資/政治/経済VW

VWのヴィンターコルン会長の引責辞任と-50%株価下落

VWのヴィンターコルン(Winterkorn)CEO

VWのヴィンターコルン(Winterkorn)CEO



3月比時価総額5兆4000万円が消失

世界中で大きな問題となっているVWの排ガス検査数値偽装問題は、日に日に大きくなっていっているようだ。

shere

株価は9/17から9/22まで、34%も下落し、6ヶ月平均を見ると、-49.83%のパフォーマンスとなっている。3月の時価総額と最近を比較すると、5兆4000億円が消失した計算だ。

当初辞任を否定していたヴィンターコルン会長だが、23日、監査役会へ辞任を提出し、受理された。VWの役員会では、今回の件を顧客の信頼を失ったとして重く受け止め、強い意志で信頼回復に努めるとのことだ。執行委員会では、ヴィンターコルン氏がこれまでのVWへの業績向上への敬意は持ちながらも、辞職願いを受け入れたかたちだ。ただ、氏が排出データの専門的な知識を有していなかったことを指摘した。

今週の金曜日にある役員会で、新しい人事を決定するという。また、今回の事件に関する調査は早急に進め、特別委員会も設け、外部からの提言も聞く予定だ。

優先株のシェアはカタール・インベストメント・オーソリティが12.81%、無記名株式の方は、ポルシェが50.73%、ニーダーザクセン州が20.00%、カタール・インベストメント・オーソリティ(QIA)が16.99%の持分となっている。これだけ株価が急落してしまっては、投資家からの厳しい追究は免れない。

下記の動画は、22日にヴィンターコルン会長が、今回の件に関して謝罪したものである。「問題の徹底究明に注力し、当局や政府機関への要請には誠心誠意答えていく。世界中の顧客の信用を失ってしまい、本当に申し訳ないと思っている。60万人のVW社員の殆どが最高の車を作るために献身的に働いていることはわかっている。一部の人間のミスによって引き起こされてしまった今回の事件は、今後透明性を最大限に高めていく」といった内容になっている。残念ながら、今後、VWの信頼回復には遠くて険しい道が待っている。

 

トラックバックURL: http://autocq.co.uk/news/12691/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

subscribe RSS