試乗記BENTLEY

最新テクノロジー満載のベントレー コンチネンタルスピードGTを旧車ミュージアムで味わう

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ノスタルジックな気分のまま、今度は最新のテクノロジーを備えたコンチネンタルGTスピードに乗る。

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Bentley Continental GT Speed 【Size】Length×Width×Hights(mm)4,820×1,945×1,400【Engine】6.0L twin turbo W12 最高出力635PS/467kW@6,000rpm 最大トルク 820Nm@1,700rpm【Transmission】ZF製8AT Full-time 4WD 【Wheel and Tire】9.5J×21inch 275/35 ZR21

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全長4,820mm、全幅1,945mm、全高1,400mmというゆったりとしたボディに体を沈めると、運転席は適度なタイト感だ。やはり、現代のベントレーは、オーナードライバーが運転を楽しむラグジュアリースポーツカーとして作られているようだ。

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今回、ボディカラーは鮮やかなレッドで、外観を見たときには正直自分には不釣り合いと、気恥ずかしさを感じたものの、室内の赤と黒のスパルタンなカラーリングによって、自分にも思ったよりは合っているのではないかと自惚れるほどであった。筆者は赤い色のクルマを所有したことがなく、黒か白だけという典型的な地味な人間なので、派手な赤い色は臆してしまったというわけだ。だが、室内やインパネにところどころアルミを配したスポーティさは、「上品で大人しいベントレー」を良い意味で裏切ることになった。

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アクセルを踏み込むと、静粛性を保ちながら、余裕のある加速が得られる。V12のこれでもかといったオラオラ系のエンジン音ではなく、コンチネンタルGTスピードの6.0リッターW12ツインターボのエンジンは、限りなくシルキーで滑らかといった印象だ。だが、パドルシフト付きのZF製8ATのミッションと組み合わされ、最高で635PSのパワーを発揮する。最高速は331km/h、0-100kmは4.2秒という実力者なのは間違いない。最大トルクは820Nm@1,700rpmと高性能だが、低回転域でもトルクを十分に発揮できる加速の良さは街乗りでもストレスを感じることは無いだろう。

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同じくW12を積んだフライング・スパーW12と比べても、コンチネンタルGTスピードは240kgも車重が軽く、0-100km/hは0.2秒、最高速も9km/hコンチネンタルGTの方が速い。コンチネンタルGTスピードが、真のドライバーズカーたるゆえんだろう。

このコンチネンタルGTスピードの「スピード」の歴史は1923年の3リッタースピードモデルにまで遡る。後にその名称は6.5 リッタースピード、またはSpeed6というモデルに受け継が
れ、現代のコンチネンタルGTスピードになっている。ミュージアムには、スピードの原型ともいえるモデルも置いてあり、90年近くでこんなにも技術が進歩するのかと感銘を受けるのと同時に、ベントレースピリットは、昔も今も一貫したものを感じることができた。

1929 Bentley 6,1/2Litre Speed Six style  #KR2688 

1929 Bentley 6,1/2Litre Speed Six style #KR2688

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そして、飽くなき欲求を持つ現代人としては、次なるベントレーのし掛けに興味が湧いてくるところだろう。そのヒントは次の中に見いだせる。

3月にジュネーブのショーで披露されたベントレーのコンセプトカー、EXP 10 Speed 6は、会場やその後の評価でもたいへん好評を博したという。ベントレーの広報によれば、その人気も含めて、実車化する可能性は高いということだから、たいへん楽しみだ。早く、次の姿を見たいものである。



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